【研修導入事例】菊池食品工業株式会社

菊池食品工業株式会社

大正3年創業、日本で初めて「のしいか」を製造販売。その後いかを原料とする商品を根幹に事業を進め、以後、煮豆、佃煮、惣菜、おせちと、和の伝統食を守りながら、平成11年には黒豆の煮汁を濃縮した健康飲料「黒豆エキス」を開発し、健康飲料としてロングセラーを続けています。平成26年に創業100年を迎え、これからもお客様の信頼と満足を最優先に考え、食材の美味しさを追求し、高い品質と安心安全を兼ね備えた商品を提供されています。

そんな老舗の企業が成長を続けるために「企業は人なり」という経営方針をもとに人材育成に力を入れられており、弊社の研修を多く導入していただいています。今回、代表取締役社長 兼COOの菊池 光晃様に導入の背景や効果などについてお話を伺いました。

歴史がありながらも、社員の方々の考え方が一つにまとまってないと強く感じていました。当時新卒採用を行っていなかった背景もあり、菊池社長が社長に就任後、新卒際採用を開始し、“未来の人財”を作ることを決意しました。菊池食品のイズム、共通言語、こだわりを社員みなで共有するために『クレド』を制定。中小でよくある、ワンマン経営による指示待ちの組織になるのではなく、自ら考え、行動できる人財をつくるために、社員教育・研修をしないといけないと考えています。

小さなことで言うと、挨拶をきちんとするということです。ただ挨拶をすることではなく、なぜ挨拶が必要なのか?を理解し、継続してやってもらうこと。当たり前のことを当たり前のようにすることが難しい時代になっているだけに、基本的なことを常に徹底する必要があります。

これまでも他社の研修を取り入れてきたが、42.195km歩いたり、肉体的に疲労を伴う研修やチームで目標を達成するというものが多く、理屈を教えるというよりも、結果が全てという研修を行ってきました。それはそれでチーム力は高まったり、社員の考え方が分かり、ファーストステップとしては良かったと感じています。シンプルプランの研修は肉体的ではなく、精神的なマインドセットしていく研修で、自己反省ができるものでした。さらに原理原則から学べ、自己反省から次の目標を立て挑戦していく研修で、講師も付きっ切りで一人ひとりを見てくれるところが他社にはないものだと思ったからです。

声のトーンや動きのスピーディーさ、基本的なことがよりできるようになって帰ってくる実感がありました。研修において受けてすぐが熱く、どんどん冷めていくものなので、継続感を維持させることはなかなか難しいと感じています。しかし研修でみなの目標を共有したことで、誰かが気づいて指摘ができたり、自ら手紙を読み返し、初心を顧みることができるところがとても良いと感じています。

シンプルプラの研修は他の研修とは違って昔の体育会系の合宿研修とは内容が異なり、一人ひとりと向き合い、一人ひとりを良くしようという研修です。そのため、中小企業の方々もさることながら、大企業でも目標を失いかけている方々も、再度目標設定をしていくための反省の場と、これからの自分の人生を歩んでい上で最初に受けると実りのあるものになるので、大手、中小とはず、研修をやられてないところはもちろん、社内の研修をやっている企業も、充分試す価値があると思います。特に中小企業は最初の研修であれば一番に行っていただきたいです。

この記事を書いた人

シンプルプラン